チュンチュン、、




「みおー!みーおー!早く行かないと遅刻だよー!」




「んー?」

なになに?
行く?
どこに?
遅刻?

.....はっ!


ガチャ

「あんた、早く起きなさい!梨玖ちゃん迎えに来てくれてるじゃないの!中学校に引き続き、高校生になっても待たせるつもり?」

「お母さん!今何時っ?!!」

「もう8時過ぎよ?」

「は?なんで起こしてくれなかったの?!」

「お母さん何度も起こしたわよ〜」

「じゃあなんであたし起きてないのよ!」

「そんなことゆったってお母さんだって
「みおー、遅刻ー」

「ヤバッ!梨玖、

ごめんー、先に行っててー」

私は窓から身を乗り出してそう叫んだ

「門のとこで待ってるからー」

「本当ごめん!ありがと」

「急いでよねー?」

「はーい、」