好きかも




「相変わらず堆仲先輩はクールですね〜」



クールでまとめてしまっていいのか?
この人は誰だ?あのとき感じた『ビビッ』は間違いだったのか?!



なんて、また自分ワールドに入ってた私をひきもどしてくれたのは、那智先輩。

「ははっ、みおちゃんて自分の世界入っちゃうタイプでしょ」

「へ?」

「眉間にしわ!寄ってたよ!」

そういってクスクス笑う。

「あー、もう、
那智先輩って意地悪ですね〜」

そういいながら私は右のほっぺを膨らませて見せた。

「ほんとかわいい、
もう連れて帰って良いかな?」

真面目な顔で冗談をかます柚季先輩

「それは駄目だろ」

そんな柚季先輩に真面目な顔で忠告するのは、さっきからなんでいるんだろう、と思っていた先生。

「あ、都築、お前今、『そういえばなんでコイツここにいるんだろう?』って思っただろ」

「な…なんで」
急に図星をつかれた私は、
少し慌てふためいた。

「なんでわかるかって?


…俺はお前の事ならなんだってわかるんだよ。」


…………。


「えーと、これはどう反応すればいいんですか?」と、オドオドしながら柚季先輩に尋ねた。

「あはっ、みおちゃん慣れてないもんね、藤咲バカだからスルーしてていいよ、」

「バカはなくないか?俺は仮にも教師だぞ!えーと、ごめんな?とりあえず俺は、生徒会担当の藤咲だ。まあ、俺もここに居る時は高校生気分に戻ってるから、ちょっと老けた先輩ぐらいに思ってくれたらいいよ。」

さっきまで気にしてなかったから今気付いたけど、この先生、、若い!いくら高く見積もっても30歳いってないと思うよ?



ココは、なんでこんな可愛かったり、カッコよかったりする人ばっかりいるんだろう



そんな事を思ってたら、
誰かが生徒会室に入って来た。