咲夜くんが、頬を微かに染めて……………『すごく…可愛い』って…………!!
逢ってすぐにきゅん死にしてしまいそうなんですが…………!!
みかりん………!もうみかりんのおかげです!!
なんか…なんかお土産買って帰んなきゃバチあたるかもしんない………!
美容の神みかりんに心の中で必死に拝みお供え物を決意したわたしでした………。
「…………?」
そんなわたしの頭上で、クスリと微かに笑う声…………。
見上げれば…咲夜くんが手の甲で口元を隠して笑いながらわたしを見てた。
「…………また何か考えてる?」
「~~~~っ!」
笑いを堪えるように言われたそれにボカン!と一気に熱くなる。
「~~~……なんか、最近、わたし咲夜くんに見透かされてる……………。」
火照る顔を隠すように俯いてポツリとつぶやけば
「白羽は素直で何でも顔にでるしな。
…………それに、俺はいつも白羽を見てるから………」
「………え……っ!!?」
「………や……!………変な意味じゃなく…………っ」
真っ赤になって咲夜くんを見上げるわたしに、咲夜くんは急に慌てた声を出した。


