「…………早かったな?待った……?」
こんなに早く来てくれてるなんて思わなくて、どれくらい待ってくれてたのか心配になった。
彼女はううんと笑顔で首を振って………
「ぜんぜん待ってないよ!咲夜くんすごく早く来てくれたし……
………待ってる時間も、すごく嬉しかった…」
「…………っ!」
そう言って本当に嬉しそうにして頬がほんのり染まっていく……………。
…………逢った直後から…白羽の可愛さは全開で…………
俺は騒ぐ胸を抑えるのにやっとで…………
そんな君と、
今日はいつもよりずっと一緒にいられる。
「……………すごく…………可愛い……………白羽。」
「~~~~っ!!!」
俺の為にして来てくれた恰好も、
すぐに赤く染まる頬も、
俺の胸を騒がせる言葉も、
…………君のぜんぶが。


