注目を浴びまくってるけど、そんな視線に晒させとくのも…なんか嫌だ。 着替えもせずに袴のままで、待っててくれる……可愛すぎる彼女のところに急いだ。 「…………!?………月城かよ~~っ!!!」 「…………ま、そうだよなー……。」 …………なんてことを言われてたけど、 俺の耳には入らなかった。 騒ぐ、心臓の音で。 早く君に逢いたい。 「…………白羽……!」 「…………!!」 笑顔の君が、 ………待っててくれた。