ド ロ ボ ウ ネ コ (改)

「はぁ…」


財布の中を覗きながらため息をつく。

休んだ一週間でお金を使いはたし、財布の中は空っぽ。

男に貢がせようと思ったのだが、あの事件以来寄ってくる男はおらず…


「どうしよう…」


昼ご飯すら買えない状況までに達し、さすがのあたしも考え始めた。

そして下校中、トボトボ歩いているとある文字が目に入ってきた。


「アルバイト募集中…」