学校の帰りに薬局へ向かった。
「どうしよう」という言葉が何度も繰り返される。
「……」
黙って妊娠検査薬の前に立つ。
ゆっくりと手を伸ばし、一つの箱を選んだ。
その時だった。
「…ちーちゃん?」
後ろから聞こえる、聞き覚えのある声。
振り向くと結平がいた。
「ちーちゃんも買い物?」
そう言ってのぞき込む。
あたしは手に持っているものを、サッと後ろに隠した。
「どうしよう」という言葉が何度も繰り返される。
「……」
黙って妊娠検査薬の前に立つ。
ゆっくりと手を伸ばし、一つの箱を選んだ。
その時だった。
「…ちーちゃん?」
後ろから聞こえる、聞き覚えのある声。
振り向くと結平がいた。
「ちーちゃんも買い物?」
そう言ってのぞき込む。
あたしは手に持っているものを、サッと後ろに隠した。


