「イヤだよ!だって僕は黒沢さんと付き合うために、愛美に告白したんだよ!?」

「…いいから愛美を幸せにしてあげてよ。愛美、あんたをすごく好きなんだからさ」

「僕が好きなのは黒沢さんだよ!愛美なんか…好きじゃない!」


ガサ……


暗闇から物音が聞こえた。

数秒後、この場に最もいてはならない人物が現われた。