さくら、ひらひら。





「弥生、大丈夫か?部屋行こう。」



そして、あたしの部屋へ入った。


「適当に座って?」


「あ、弥生は寝てていいから!」


「うーん…じゃあ寝とく」


あたしはベッドに横になった。




「…ちゃんと毛布かけたか?」


「かけたよ」


「肩まで?」


「あはは、やめてよ、聖治お母さんみたい」


「いや、だって熱でたの俺のせいだし…」


「もぉ、そんなこと気にしないで?」



しばらく見つめあう。