大の家に着くと、見慣れた大の部屋。 「やっぱりここで休憩!」 優依の気まぐれもいつもの事。 だけどね、ひとつだけ違うのは。 確かになったあたしの聖治への気持ち。 だって、聖治の声を聴くだけで、 笑顔を見るだけで、 あたしの心はこんなにもドキドキしているから。