しっかり晩御飯も食べたあたしたち。 「おいしかったねっ!」 「あぁ。」 ご飯は山吹の間で男子と一緒に食べた。 「楽しかったなあ…。この1年。」 あたしがボソッと口にすると、みんな少し驚いた顔であたしを見ていた。 「弥生、『~た』って過去形だぞ?」 聖治がふわりと笑う。 「知ってるよ、そんなこと。」 「まだ俺らが終わるわけないだろ?」 大がニヒッとあたしに笑った。 「……そっか」 「もー、なんか辛気臭い~!のものも!ジュースだけど」 優依がニコニコ楽しそうに笑う。