「次は親へのも一応買っとこ?」


「了解!」


「もう温泉まんじゅうでよくね?」


「…いっか!あははっ」





あたしはまだケータイの鈴を見つめていた。


「弥生~?」


「あ、ごめん!今いく!」






そんなわけ、ないよね。




そう言い聞かせてあたしは3人のもとに走った。