「やっだぁ…もう1週間後卒業だってさ…」 優依がつぶやく。 「ヤなこと言うなよっ!気にしてたのにぃっ!」 女の子みたいな声を出しておどけるのは、 大。 「お前らうるさい」 一人冷静な聖治。 「ホントにこの4人最高だよね!」 あたしはそう言って笑う。 今は大の家。 みんなで集まっておしゃべり会の真っ最中。 「最後になんか思い出づくりしたいね!」 そう言葉を発したのは優依。