ピピピピッ…ピピピピッ…


 わたしの真横に置いてあった携帯の

 アラームが鳴り、部屋中に音が響く。



 わたしはベッドの上で起き上がって

 欠伸をすると心のなかでガッツポー

 ズをした。



 今日は待ちに待った最高の日だった。



ベッドから降りると壁に掛けられた

 シワ一つない制服を見た。



 これを見ると思わず笑みがこぼれる。