ヒトミ。。~あなたの瞳に恋に落ちて~


 そして、花びらに視界を遮られる中、

 わたしは花びらの向こう側にいる、

 あなたを目にした。



   あっ……



 一瞬、わたしは息を呑む。



   だれ……?



 そう思った時には風は弱まり、花びら

 は全て、地面に落ちた。