君に嘘を捧げよう


「うちだったらあ、少女趣味だけどクマのぬいぐるみとかかな?」

「あんたぬいぐるみ好きだなー」

「クマ…ですか」

「別にクマじゃなくてもカワイイやつがいいよねー」

「そうですか!ありがとうございます。それでは!」

「今の彼女飽きたらうちのとこきていいからねー♥」

「ちょ、それうちもー!」

きゃはははと笑って彼女たちはどこかへ行った。

ぬいぐるみ…ですか。

「よし!探すか!」

それにしても…。

「キス、かあ…」

俺も未経験だし、最初は…。

「って、なんでそこでアヤネのカオがぁっ!」

俺は本物の『タクト』じゃないし、アヤネだって嬉しくないと思うし…。

とりあえず今はぬいぐるみのことだけ考えよう!