男子はあたしのスカートの中に手を入れてきた。 「やっ……」 あたしは泣きながら必死に抵抗した。 怖い……助けて… 助けて武井…… 「奈江!!」 その時、 誰かの声がして教室のドアが勢いよく開いた。 あたしは泣きながら声のした方向を見た。 するとそこにはいるはずのない人物がいた。