でもね、もう限界だよ…… 好きすぎてどうしていいか、わかんない。 ずっと久保のこと想ってきて……それでも久保には伝えられない。 あたしはそんなに強くないの。 心、壊れちゃいそうだよ… 大きくなってしまった気持ちはこうして久保に八つ当たりをすることでしか抑えられない。 溢れそうになる涙を堪えて、あたしは教室を飛び出した。