「あの、あたしに何の用ですか?
部活に行きたいんですけど。」




あたしがそう言うと、男子生徒は少し困った顔をする。




でも次の瞬間にはあたしの目を真っすぐ見つめ、




「好きなんです、水瀬さんのことが。
付き合ってください!」




大声でそう叫んだ。




「!!!」