「久保、構え方が変だよ?」 なんかいつもと違って、ひょろひょろ、へなへなしてる。 「う、うるせー! さっき編み出したんだよ、これが俺流の構え方だ!」 こんなんでいいの?と、じーじに目で訴えかけると、じーじは“好きにやらせてやりなさい”と言うように苦笑いして頷いた。 じーじから久保に向き直る。