そんなじーじに痺れを切らせたのか、“いい加減にしろよな!”と、久保が立ち上がった。 「じいちゃん早く決めろって!」 それを聞いて、じーじは笑顔で口を開いた。 「そうか、そうか。 是非やりたいか。」 ふむふむと白いひげを右手で撫でる。