“俺の名前呼んだらじいちゃんの頭ハゲるようにって呪ってやる。これからずっとだ、一生だ。” 繰り返しそう呟いていた。 悲しい気持ちも忘れて、あたしは吹き出しそうになるの必死で堪えた。 じーじはというと、 「そーじゃのぉー…」 全く何も気付いていない。 まだ悩んでいるようだ。