午前の授業後、お昼休みになった…

七菜とお昼を食べる約束をしていたので、教室で食べることにした

「江理のお弁当美味しそう~!自分でつくってんだよね?えらい~」

「ありがとうー。卵焼きは自信あるんだっ!じゃ、食べようか」

「いただきま…」

「江理の卵焼きほしいんだけど」

ざわざわ…

「えー!!なにあの、イケメン!」

「あ、私知っているよ!3Bの横田先輩だよ!!」

「かっこいい~ってか、あの2人知り合い!? いいな~」

クラスの女子が、純ちゃんを見て、ざわざわしている

たしかに、かっこいいもんね

「純ちゃん、なんでいるの!?」

「ああ、急に脳裏に江理の作った卵焼きが食べたくなったからさ…ダメ?」

「いいけど…はいっ」

パクっ

純ちゃんが、はしに刺さった卵焼きを食べた

「あ、んまい!やっぱり、料理上手だな江理は!!ご馳走様ー、じゃあね」

純ちゃんは、急に来て、あっという間に帰った