俺は単独で所属する事務所『ギャラクシー』の社長に呼び出された。


 社長の名前は速水芳樹(ハヤミヨシキ)社長。
 歳は今年で28歳。

 若いけど…凄腕。


 「……涼雅…黒角から聞いた…。お前…同じガッコの女と付き合っているらしいな」


 「…いえ…唯の友達です」


 「……」


 紅の瞳が俺をジッと見つめ…深く溜息をつく。