私は席を立って…廊下に出る。


 「香住…お前に話があるんだ…」


 マジで柊君…私に用があるらしい。

 至近距離で見ても…マジで…端正な顔立ち。


 男なのに…睫毛は長いし…鼻筋も通っている。


 「此処は目立つし…屋上に行こ」


 「は…はぁ~」


 緊張で…身体がガチガチ…ロボットような歩行で柊君の後について行く。