二人で仲良く話をしたかったが…私はジッと我慢。


 でもステキな収穫もあった。


 それは…涼雅の寝顔をこんな至近距離から見つめていられるコト。


 涼雅は男なのに切れ長の瞳を縁取る睫毛の長さと多さに私は驚いた。


 「……」


 アイドルの涼雅でなく…

 素顔の涼雅を見つめるコトの出来る私は幸せ者。


 誰にも見せない…姿を独占しているんだもん。