月実とレンも二人で仲良く…お喋り。


 「!?」


 でも、涼雅の姿がなかったーー


 テーブルに食べかけのピザを紙皿に残して…ソファーに横になっていた。


 近づいてみると…ス~ッス~ッ…zzz…


 穏やかな寝息を立てて…眠っていた。


 「帰りの車の中でもコイツ寝てたぜ~よっぽど…疲れているんだな~」


 どこからともなくリッキーがタオルケットを持って来て…涼雅の身体の上に
掛けた。


 「…めったに俺たちの前で寝るヤツじゃあないのに…生徒会長として色々と
影で気を揉んでいたんだな~。半分…終って…気が抜けたんだ」