アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~

 「既に君が小説を投稿しているケータイ小説サイト『ペガサス』にも連絡
した。君が香住連太郎先生の娘だって…」


 シンさんの声が…どんどん事務的に聞こえて来る。


 「ど、どうして!!?」


 「……注目させるためだ…」


 ノックもせずに長身の若い男性が入って来た。


 スーツ着ていても肩幅広く胸板が厚いのが分かるマッチョなスタイル。


 一際目を惹いたのが…紅のカラコンの切れ長の瞳。


 「社長の速水芳樹だ…よろしく…香住夕海ちゃん」


 「……」


 シンさんの隣に社長が腰を下ろした。


 「……」