私は作詞家になれば…涼雅のそばに居られる時間がたくさん出来るかもしれない。
「…君と涼の仲は知っている…君がガッコでは地味に変装しているコトも
もウチの社長も…ご存知だ。下手に水面下で交際されるよりも目の行き届く
場所でふたりのコトは監視していたいと言うか…」
シンさんは急に語尾を濁す。
「交際は事務所の公認にしてくれるみたいだから~俺もお前が作詞家にな
るの賛成した。その代わり…変装はせずに…素顔で仕事はしてもらう」
「す、素顔???」
「変装したままでされたら…学院内で困るから…」
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