アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~


 私は作詞家になれば…涼雅のそばに居られる時間がたくさん出来るかもしれない。


 「…君と涼の仲は知っている…君がガッコでは地味に変装しているコトも
もウチの社長も…ご存知だ。下手に水面下で交際されるよりも目の行き届く
場所でふたりのコトは監視していたいと言うか…」


 シンさんは急に語尾を濁す。


 「交際は事務所の公認にしてくれるみたいだから~俺もお前が作詞家にな
るの賛成した。その代わり…変装はせずに…素顔で仕事はしてもらう」


 「す、素顔???」


 「変装したままでされたら…学院内で困るから…」