お昼を家で食べ、広也の家へ向かった。 「遺影を…」 「ありがとう。みんなと写真撮れて広也は嬉しいはずよ」 「そうですね」 ………… 「あ、今日、別に出掛けなくても良かったんだ」 品濃がふと足を止めた。 ここは町外れにある丘。 町を見渡せて大好きな場所。 「お仕置き、してもらうためだし((笑」 「もー!仕方ないな... お仕置きは何?」 「大好きって言ってキスして?」 「////!?」 「大好きとは一回も言われてないし…」 ニヤッと笑って品濃は ホラ、とうちの方を向いた。