「未紀ちゃん、品濃くん。この広也の日記持っていて?
私も未紀ちゃんと品濃
くんはずっと一緒に居て欲しいわ。
広也が大切にした二人
だもの。広也も願ってる。それに、広也を忘れないでしょ…?二人で居れば」
お母さんは優しい顔を
して言った。
「あ、そうそう。写真を渡さないとね」
実は、広也が入院した後、制服を着て三人で写真を撮った。
学校の前で。
「はい。焼き増しが遅くなってごめんなさいね。」
渡された写真には笑った広也がそこにいた。
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