上の弟はもう小六。 分かったように静かに 泣いていた。 下の弟は、まだ小二だ。 訳も分からぬまま大好きなお兄ちゃんが死んでしまう。 広也は兄弟に優しかった。 良く遊んでやってたみたいだし。 神様、俺は分からない。 こんなに沢山の人から 愛されるような広也が、何故死ななきゃいけないんだろう……。 広也は、何か悪いことをしたのかよ………! だんだん悲しみは苛立ちに変わっていた。