「結局は死ぬんだからって……広也はもう夏休みの途中で死を決意してた。 だから面倒くさがりの 広也が品濃くん達と遊びに行ったり、未紀ちゃんとデートしたりしたのよ」 広也の母さんは、 泣くことは止めたらしい。 気丈に振る舞う。 「………ホントにありがとう。二人のお陰で広也は幸せに逝ったの でも、広也ら完全には 死んでないわ。 形は無くなっても二人の心で広也は生きつづけるわ………」 広也の母さんは優しく 微笑んだ。 「うわあああああん! お兄ちゃぁぁぁぁん!」 奥で広也の弟が泣いていた。