しばらくして。 「ん……」 「広也ッ!?」 「未……紀…」 「広也のご両親連れてこなきゃ…え?」 立ち上がろうとしたら、広也に手を掴まれた。 広也は酸素マスクを外した。 「行かな…いで…俺の…傍に…いて…」 必死に訴える。 「わかった、行かない」 うちは溢れた涙を拭いながらベッドの脇にしゃがんだ。 「ずっと、夢見てたんだ…幼稚園の頃から…中学生の夢を順番に… したら、突然…真っ暗になって… そしたら…次は…未紀と結婚して、子供つくってって…夢見てた……」