何かが唇に当たった。 いや、正しくは押し付けられてる。 と、視界が明るくなった。 「うちからキスしたからもう絶対大丈夫...////」 高添は真っ赤になって 言った。 「キッキス…!?」 ようやく気付いた俺は 嬉しくて飛び上がりたかった。 「かっ帰ろ!」 高添はタタッと駆け出した。 「……やっぱ言えねぇよな」 俺は呟きながら後を追った。