「いや、凰は気づいてないの?
あたし、あんたに少しイラついてるんだけど。」


このまま食べてるのもしゃく
に障るのでとりあえず正直に言うことにした。


「え、俺何かした?」


……やっぱ気づいてなかったよこいつ。


うかれ過ぎてネジでも抜けたか?


「だから、さっきの娘達との会話だよ。
緤って娘は違うけど
加奈だっけ?

凰は覚えて無いかもしんないけど
確かあの娘凰の事気に入ってたし。

それなのに彼女とかふざけた紹介するなんて……
あたしかなり睨まれたから。」