そこであたしの姉、 通称カナ姉がどこかで聞いていたのか タイミングを合わせて入ってきた。 「あら? もしかして凰くんとデート? じゃあ、私今ユウちゃんに着てほしい服があるのぉ。 部屋まで着いてきてね。 あ、凰くんはいつもの場所にあがって待っててねぇ?」 「はいっ」 どこから見ても喜びの顔になった凰を一階に残し あたしは引っ張られるようにして 二階のカナ姉の部屋に入った。