「…気が向いたら、ね」


その一言に凰がバッと顔を向けた。


「本当か?!」


「だから気が向いたらだってば。」


「よっしゃああああ

俺はまだ頑張れる!!!!」


まだ誰も良いとは言ってないのに調子良い奴。

しかも今夜だし近所迷惑だってば。


それに色々恥ずかしい。


でもいつもの(馬鹿な)

凰に戻ってくれてなんだか安心した。