女装彼氏★男装彼女



しばらく歩くと、緤は足を止めた。


「よしっ

少しここで遊んで行こう!!」


そう言って緤が指指したのは小さな遊園地。


こうなったのももう、仕方の無い事だし

思いっきり楽しみますか!!


「うんっ」


と返事をして緤についていく。


どさくさ紛れにあたしの手を握ろうとした

緤の手をさり気なく振り払って

微笑みながら引っ叩いた。