しばらく歩くと、緤は足を止めた。 「よしっ 少しここで遊んで行こう!!」 そう言って緤が指指したのは小さな遊園地。 こうなったのももう、仕方の無い事だし 思いっきり楽しみますか!! 「うんっ」 と返事をして緤についていく。 どさくさ紛れにあたしの手を握ろうとした 緤の手をさり気なく振り払って 微笑みながら引っ叩いた。