あたしを前にした緤は 顔を仄かに紅くして、口をぽかーんと開けていた。 そういうガチな反応はやめてくれ! なんかその…… 照れ臭いと言うか、リアクションに困ると言うか…… とりあえず微妙な気持ちになる。 そして数秒置いた後。 「め…めっちゃ可愛い!!! 母さん天才!! ユウ最高!!!!」 と叫んだ。 そのあとそのままあたしを抱きしめようとしたらしく 近づいてきた奴を反射的にかわし 思わず殴ってしまったのは 言うまでも無い。