「これが可愛いわ!!」 そうやって目を輝かせ、 両手に一つの服を掲げてやっとクローゼットから 緤母は離れた。 手に持っているのは一着の 淡い色のワンピース。 ……あの、 それ…… 少しフリルが多すぎはしませんか…? 淡いピンクの少しフリルの多めのワンピース、 を見て、あたしは 何故だろう…… 少し寒気がした……