女装彼氏★男装彼女



「どうぞ、あがってあがって。

お名前はなんていうの?」


なんとなく、もう

誤解を解く行為が

意味をなさないことを悟る。

「・・ユウです。」


俺は半ば諦めて

緤母について行った。


・・・さっきの光景が

フラッシュバックした。


似た者親子だ。