「ありがとうございまーす☆」 そこでちゃっかりと 俺の腕に自分の腕を絡ませる緤。 「じゃあ俺達は行くねー。 じゃあな、ユウー!」 そう最後に晄が言って (他の面子にも声をかけられた。) みんなは駅のほうに歩いて行った。 凰がちらっと振り返り 俺の顔を見る。 ……悲しそうな顔。 何かごめんって気分になる。