女装彼氏★男装彼女




「まあ、とりあえず詳しくは知らんがそうゆー話だ。
この話はもう終わりっ」


強引に話を終わらせると
凰が少し不満気に見てくる。


軽く無視をして
手を引いて電車に乗る事を諭し


ちょうどホームに入ってきた電車の後ろの方の車両に
乗り込んだ。


二人の間が無言のまま
電車が動き出した。


ふと緤の姿を思い浮かべる。