花は香り 人は何?




そんな彼女の唇をもう一度ふさぐと今度は深いキスをする




次に唇を離した時には腕の中の彼女はすっかり息が上がっていた



その様子を満足気に見つめる



「そういうところだよ



その顔を他の男に見られたりしないかと、いつも心配していた



もちろん今もね」




その言葉にミリアの顔が沸騰したかのように赤くなる



そんな彼女を見てクラウドが笑みを深めたのは言うまでもない