「ミリア…」 ふたりきりになった広間にその声は響く 「クラウド 心配しなくても大丈夫よ あの子は無事に帰ってくるわ」 そう言った自分の妻をクラウドはそっとひきよせる そして腕の中の彼女をいとおしく見つめた 「確かに無事には帰ってくるだろうな でもパーティーには間に合わないかもしれない 今回の主役は彼女なんだ いないのはさすがに良くない」