「そういう訳で必然的に君がパーティーの主役になるのだよ」 そこまで言うとお父様は一旦ため息をつく 「で、お父様は私に政略結婚をしてほしいのですか?」 これが一番気になっていた事だった 「もちろん、結婚した方が今まで以上の友好関係を築けるだろうな だが、一番大切なのはカティの心だよ 別に好きでもない人と結婚する必要はない」 その言葉にほっと安堵する もし無理やり政略結婚させようものなら、今すぐ出て行くつもりだった