「ドンマイ。っていうか、あの距離で遅刻するかぁ?」


残念ながら間に合わず遅刻してきた葵に友達の麻衣が苦笑した。


『うん。なんかね、犬が可愛くってね。つい、時間が、ね…。ハハハ…』