「ううん、怖い夢じゃないよ。ただ、昔の夢を見ただけ。」
「俺ら出てきた?」
「いや、出てこなかった。でもね、わかったことがあるんだ。」
よいしょ、と体を起こし、2人の目を見て言った。
「2人のこと、まだ思い出せない。
けど、あたしにとって2人はとても大切な存在だったんだと思う。」
2人の姿を見たとき、なぜかとても安心できたから。
「俺ら出てきた?」
「いや、出てこなかった。でもね、わかったことがあるんだ。」
よいしょ、と体を起こし、2人の目を見て言った。
「2人のこと、まだ思い出せない。
けど、あたしにとって2人はとても大切な存在だったんだと思う。」
2人の姿を見たとき、なぜかとても安心できたから。

![[超短編]思いを伝えるそのときは](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.759/img/book/genre1.png)