「美雪の友達の中村です。」
「山川です。」
「相田さんの担当医の中島です。」
そう自己紹介をした後、
「あの、美雪のことについて聞きたいことがあるんですけど、聞いてもいいですか?」
「はい。相田さんに何かあったんですか?」
俺の生気を失った顔を見て何かあったと気づいたんだろう。
「…美雪が、俺とコイツのことだけ忘れてるんです。」
慎を指差して言った。
「山川です。」
「相田さんの担当医の中島です。」
そう自己紹介をした後、
「あの、美雪のことについて聞きたいことがあるんですけど、聞いてもいいですか?」
「はい。相田さんに何かあったんですか?」
俺の生気を失った顔を見て何かあったと気づいたんだろう。
「…美雪が、俺とコイツのことだけ忘れてるんです。」
慎を指差して言った。

![[超短編]思いを伝えるそのときは](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.761/img/book/genre1.png)